−30%の損失は、+43%上昇しないと買値に戻りません。損失と回復のこの非対称性が「損切りが大事」と言われる数学的な理由です。 損失率を動かして、必要な上昇率と回復にかかる年数を体感してください。
※ 「損失は取り返せる」と考える前に、必要上昇率は損失率より常に大きいことを確認してください。−50%の損失を取り返すには+100%(資産が2倍)が必要です。回復年数は一定の年利で複利運用した場合の概算で、税金・手数料は考慮していません。
浅い損失のうちは必要回復率も小さい(−10%→+11%)ため、傷が浅いうちの損切りは合理的です。 一方で−50%を超えると必要回復率は+100%を超え、「数年単位の複利」か「大きなリスクテイク」でしか取り返せなくなります。 塩漬けの本当のコストは、含み損そのものより回復に奪われる時間です。
100万円が50万円になったとき、残った50万円を基準に計算するからです。50万円を100万円に戻すには2倍=+100%の上昇が必要です。損失率が大きいほど、必要な回復率は加速度的に大きくなります。
損失率をx(小数)とすると、必要上昇率 = x ÷ (1 − x) です。例えば−20%なら 0.2÷0.8 = +25%、−90%なら 0.9÷0.1 = +900%が必要になります。
一定の年利で複利運用した場合に元の資産額へ戻るまでの年数を、対数を使って計算しています(年数 = ln(1/(1−x)) ÷ ln(1+r))。税金・手数料は考慮していない概算です。
※ 本ツールは概算であり、税金・手数料・実際のリターン変動は考慮していません。投資判断はご自身の責任で行ってください。